【開催しました!】矢野拓実さん×安藤美冬さん『まだ何者でもないあなたが、自分の名前に生きていくには』

先日BOOK LAB TOKYOにて写真家の矢野拓実さんと安藤美冬さんのトークイベントを開催しました。



企画が立ち上がった経緯

会場に来てくださった方にはご説明させていただきましたが、この企画の始まりは
一重に「矢野さんの写真が見たかったから」でした。

矢野さんとはBOOK LAB TOKYOで出会い、矢野さんの写真に一目惚れし、
矢野さんの写真が見たいという単純な理由で「写真展やらないんですか??」
「やるなら手伝うのでBOOK LAB TOKYOで一緒にやりましょう!」と話を持ちかけ、
写真展とトークイベントを一緒に企画することなりました。

矢野さん・安藤美冬さんのプロフィール

【登壇者】

矢野拓実(takumi YANO)  カメラマン/ 写真家

1993年、宮崎生まれ。
長崎大学在学中にフランスEuropean Business School Paris へ留学。
ITベンチャーを経て、異業種のカメラマンとして独立。
JAL、Wantedlyをはじめとした企業撮影、モデル女優の宣材写真撮影を行う。
現在、JRA主催UMAJOにてオフィシャルカメラマン担当中。
写真家として、海外を中心に、日常の一瞬を切り撮る活動を行う。

2017 /11/1〜矢野主催クラウドファンディンググループ展
『余白』開催 @BOOK LAB TOKYO

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安藤美冬

1980年生まれ、東京育ち。
慶應義塾大学在学中にアムステルダム大学に留学。
株式会社集英社を経て2011年に独立。組織に属さないフリーランスとして、
ソーシャルメディアでの発信を駆使し肩書や専門領域にとらわれない独自の
ワーク&ライフスタイルを実践、注目を浴びる。

月間4000万PVを記録する人気ウェブメディア「TABI LABO」エッジランナー(連載)、
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」オフィシャルサポーターを
務めるほか、商品企画、大学講師、コメンテーター、広告& イベント出演など
幅広く活動中。これまで旅した国は世界56カ国。
TBS系列「情熱大陸」、NHK Eテレ「ニッポンのジレンマ」などメディア出演多数。
著書に「冒険に出よう」、「20代のうちにやりたいこと手帳」
(いずれもディスカ ヴァー・トゥエンティワン)などがある。

社会起業家・白木夏子さんとオンラインサロン《Wonderland》主宰(https://lounge.dmm.com/detail/39/)

 

お二人の出会い

美冬さんと、美冬さんの叔父である菅井さんの対談が
お二人の出会いだったそうです。

その対談イベントにちょうど矢野さんが参加していたそうで・・・

「普段は自分から声なんてかけないけど、矢野くんには感じるものがあって、
こっちからオンラインサロン入らないー??って声をかけたんです!
私のこういう勘って外れないんだよねー(笑)」と美冬さん。

ここから早速イベントに入っていきます。

 

もともとフリーになろう、起業したいなどの想いがあったのですか?

美冬さん、矢野さんともにフリーになろうという想いがもともとあったわけではなかった
というのが共通点でした。

ただ、会社での働き方に疑問を感じたことが一番のきっかけだったようです。
美冬さんは「12時からランチではなくて、お腹が空いたらご飯を食べたいし、
好きな服を来て仕事がしたい。」などなど。
そして美冬さん自身は記憶にないらしいですが、入社数日で会社をやめると
同僚たちには言っていたそうです(笑)

既存の制度対する純粋な疑問。
きっと普通はそういうことを受け入れて大人になっていくんだろうけど、
私は青臭い疑問を持ち続けている、とのことでした。

矢野さんはお母さんが亡くなられたというお話から始まりました。
お母さんがご入院をされて、自分のことに時間を使う状況になく、
むしろ「一刻も早く安心させてあげたい」「いい企業に就職しなきゃ」と
いう想いで就活をされて、早々に内定ももらったそうです。

ですが、結果的にお母さんは亡くなってしまった。
そのときに「人って本当に早く死ぬんだな」と思い、自分の生き方を見つめ直したと。

美冬さんも「HOW」を突き詰めて考えたということを繰り返しお話されていました。
「WHAT=何が」したいのかではなく、「HOW=どう生きていきたいのか」

この「自分の生き方をこれでもかというほどに考え尽くした」ことが
お二人の共通点だなと感じました。

ただ会社を辞めるということに関してはお二人とも「めっちゃ怖かったーーー!!」と仰っていました(笑)
美冬さんは会社を辞めるまで1年8ヶ月くらいかかったし、矢野さんもなかなか上司に言い出せなかったと。

 

自分の名前でやっていけると思えたターニングポイントは?

美冬さんは出版社にお勤めだったので、メディア関連に詳しく
Twitterが絶対にくる!と感じていたそうです。

ただTwitterを始めた時は会社員だったので、写真なども出さずに
プロフィール画像は、ミッフィーの画像をちょっと作り変えたものを使っていたそうです。
(もうその画像はありません、とのことでした)

一番良かったのは「名前が珍しかったこと」だったそうです。
当時は安藤美冬と検索しても誰も出てこなかったから、と。
例えば「木村拓哉」という名前の人が、今から自分の名前で何かやろうとしても
本家キムタクのイメージが強すぎてなかなか難しい。

イケダハヤトさんも、池田勇人だと政治家と一緒になってしまうので
わざとカタカナに変えている。
あと、ちきりんさんとか。一度聞いたら忘れないネーミングってとても大事だと。

それに加えて色々なことを発信したり、人に会ったりするうちにフォロワーが増えていき、
フォロワーが5000人くらいを超えたあたりから、相手側から声がかかったりするなどして
雪だるま式にすべてがいい方向に転がっていったそうです。

矢野さんは写真家なのでインスタにとてもたくさんの写真を載せていますが、
美冬さん曰く「どこで勝負するか?」もとても重要で「矢野くんはインスタで正解だった」と。

美冬さん自身はインスタをやってみたけど全然ダメだったそうです。
自分が何で勝負ができるのかを早々に見極めて、ダメなら見切りをつけてサッサとやめることも重要だと。

 

なぜ今の生き方ができていると思いますか?

これは先ほどもあったように「HOW」を突き詰めたからということと
行動をしたからだということを仰っていました。

たまに「何を発信したらいいかわかりません」とか言っている人いるけど
そんなこと言っている間に一つでも発信しなよ、と。

 

質疑応答

このあたりで会場からも質問が出始めます。

Q.先ほど見切りをつけることも大切というお話がありましたが、
どう基準を立てて見切りをつける判断をすればいいですか?

A.数値目標を立てるのがわかりやすいんじゃないかな。例えば1年でフォロワー数何人、と。
それが達成できなかったらやめる、みたいに。

美冬さんは、例としてユーチューバーとして何年かやっているけれど
再生回数があまり伸びないケースなどについてお話しされていました。

「やめるべきと言いたいのではなくて、その人が心から楽しんでいるのであればいいと思う。
ただ私は、せっかくやるなら大勢の人に見て欲しいなぁと思うタイプ。
期限と目標を立てて、PVとか再生回数が伸びないなら途中でやり方を変えるなどして
自分が目標を達成できるのかで見極めたらいいのでは?」とアドバイスされていました。

また美冬さんが仰っていたのは、成功している人はたいてハンパない数の行動をしている、と。
本当に数をたくさん打っていて、数撃ちゃ当たるなんです、と。

実際美冬さんも会社をやめるまでに3000人と会うと決めて会ったり、
その中で1分間で自己紹介して印象に残すにはどうすればいいかをめっちゃ考えたり、
全く関係なさそうな人でもとにかく名刺交換をしたり、交流をしたり。
とにかく動いたということでした。

これに対して矢野さんも同じことを仰っていて、海外で写真を撮っていた時も
道行く人に声を書けて写真を撮らせてもらっていたし、
日本に帰ってきてからも無料で300人以上のポートレートを撮っていて
それを毎日インスタにアップし続けるということをやっていた、と。

ただお二人とも気づいたら小さい頃から続けていることを今もやっているということでした。
美冬さんだったら小さい頃から本と旅が大好きだったので今もそれをやっている。
矢野さんも写真を撮るのが好きで、結局は今も写真家になっている、と。


Q.自分の名前で発信することは怖くなかったですか?恐怖心にどう対応したらいいか・・・?

A.最初は怖かったです。だからミッフィーという名前でやって写真も出さなかった。
でも最初はフォロワーゼロなんで、今の私がいきなり何千人に見られて注目されるわけでは
ないんですよ。徐々に増えていくので。そうすると発信することにも、見られることも慣れてきます。

恐怖心について、かなり多くの質問がありましたが美冬さんは
「恐怖心って悪いことではなく、むしろいいことだと思います。
だって恐怖心がないと早死にしますよ(笑)
縄文時代に生きているとして、素っ裸で槍だけ持ってマンモスに
ワーって向かっていったら確実に死にますもん(笑)
そうじゃなくて茂みに隠れて生き延びた人たちが私たちの祖先。」

「要は恐怖は何だかわからないから恐怖になるんですよ。
お化けみたいなもので。だから私は何が怖いと感じているのかを
超ロジカルにノートに書き出して因数分解していました。
例えば収入がなくなるのが怖いなら、いくらあれば大丈夫なんだろうかとか」

 

明日からできること

恐怖を因数分解して、一つずつクリアしていくというようなハウツーは
あるけれど、それよりも何が自分をワクワクさせるのか、
その心の声をしっかりと受け止めることが大切だということでした。

最後に美冬さんからは、
今、AIの流れなどで働き方も変わってきているけれど
『仕事はとにかく効率化して、余暇を十分楽しむべきだ』みたいな考えが
指針になるのは違うのでは?と思っています、というお話がありました。

効率化した仕事の中にワクワクはありますか?と。

この最後のお話にとても共感しました。
私の最近のテーマだなと感じていたこととドンピシャでした。

『仕事』と『暮らし』と『ホーム』と『生きる』をすべてつながりで考えていく。
この実践と、自分の力で動くことが、自己変革のキーポイントとなりそうです。

イベントにお越しくださったみなさん、本当にありがとうございました!

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